鼻水が酷い場合には耳鼻科がおすすめ
風邪をひいたときには鼻水が酷い場合もあります。
鼻水が出るのに、よく鼻が詰まるという症状が出る人もいるでしょう。
このように鼻に症状が出ている場合には、内科ではなく耳鼻科を受診するのがおすすめです。
では、鼻水以外の症状が出ている場合はどうなのかというと、咳や寒気、頭痛や発熱などの症状が出ている場合でも、耳鼻科でしっかりと治療ができるので問題はありません。
鼻水は出ないけれど、咳や頭痛、発熱や寒気がするという場合には、内科を受診した方がよいでしょう。
もし症状が出た場合には、できるだけ早い段階で受診するべきです。
特に子供の場合には、鼻を強くかんでしまうことが多いですし、頻繁に鼻をすすることもあるでしょう。
このような行為が原因で、鼻だけではなく耳にも症状が出てくることがあるのです。
だからこそ早めに耳鼻科を受診して、直接鼻の治療を行うことで、普通に薬を飲むだけの状態よりも早く改善することができるのです。
鼻水など鼻に症状がある場合には、耳鼻科に行くのが基本です。
受診する前に鼻水の状態を確認する
より的確な治療を行うためには、鼻水の状態を耳鼻科に行く前にチェックしておくのがよいでしょう。
基本的には鼻水の色と鼻水の状態を把握しておけば十分です。
アレルギー性鼻炎や花粉症などの場合には、鼻水の色は透明なのが一般的です。
しかし、細菌が原因で鼻水が出ている場合や、副鼻腔炎などで鼻の奥に膿が溜まっている場合などは、鼻水の色が黄色くなります。
また、普段は鼻水が出てもサラサラの水状になっていることが多いのですが、鼻に異常がある場合にはドロドロになることが多いのです。
たったこれだけ把握しておくだけでも、より適切な治療ができるようになるでしょう。
ある程度の年齢の人であれば、自分できちんと確かめてから耳鼻科に行くこともできるでしょうが、小さな子供の場合には、しっかりと親が確認をしておく必要があります。
ただし、小さな子どもが風邪をひいて、鼻水以外にもいろいろな症状が出ている場合には、まず小児科を受診するのもよいでしょう。
他の症状はあまり酷くなく、鼻水や鼻づまりだけが酷い場合には、耳鼻科に行くことをおすすめします。
最近は小児耳鼻科という診療科を設けているクリニックも少数ながら誕生しているので、もし小児耳鼻科のクリニックや病院があるのであれば、鼻水や鼻づまり以外の症状が酷い場合でも、小児耳鼻科に行ってみるのがよいでしょう。